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月下美人

重たく雲に被われた愛が心の暗闇
掻き分けて 土砂降りの中で想いを確かめ合う

流れ出した俺たちの切なさに
切実な願いが実っていたよ

咲いた姿は白く美しい月下美人は
咲く姿なかなか見られない一夜で萎れる花

咲くまでに育む季節がある
咲かせようとする姿に宿る愛に

開かれた心の花 希望の香り
心置きなく微笑む君を見たいと想う

涙の後 抱きしめた あの春浮かぶ
誰も知らない想いは どこへ辿りつく

胸につかえていた未来へ 君と寄り添い
枯れてもおかしくなかった二人の日々に 重ねる胸

時の儚さに戸惑いながら 愛の儚さを二人はもう
見たくはないと想った秋の日
君のその心の声を今 聞かせてくれ

君のいない世界 思い浮かべる時
込み上げてくる その想いで今を見つめる

優しさに答えられなかった季節が
自由に愛が寄り添うのに閉ざした冬があった

胸につかえていた未来へ 君と手をとり
想ってる 分かっている なんて誤魔化した日々を越えたい

離れずにいて 些細で大切な喜びの小さな花
敷き詰め 分かち合いたいと言った
闇夜に植えた花の咲く姿を君と
君の事を想うと胸が苦しいのは

艶やかに咲き そっと萎れた
月下美人を見て微笑み合う 何気ない夏