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白いドア

心の奥の方 もつれた糸を
解きほぐす術を知らないまま 僕等 風を渡る
冷やしきれていない腫れたまぶたの
君の微笑み 影が漂っている

心の耳を澄ましたり 聞き流したり
消えない孤独は気取れる程度だったり
狂いそうだったり そして僕等同じじゃない
近くて遠くて 吐き出していいのさ ここで

一時 息絶えた体で眠った しわだらけのシーツ
寝違えた首 押さえ 君の寝顔を見てる

一枚ずつしか開けられない白いドアを そっと君と開けた
胸によぎる雨は夢の消せない痛みかな
それが消えるって事は
本当にいい事なのかな 波は波に任せ 小船に乗って
オールを漕ぎながら 霧の中へと 光を集め
  いつでもそばにいる とは言えないけれども

放っておけば 容易く萎れる花なのに
咲き続けていくと 信じるだけじゃもう
ボロボロになるのは簡単さ 君を失えばいい

一枚ずつしか開けられない白いドアを そっと君と開けた
振り返れば君の悲しい姿が浮かぶ
そして何が変わった

朝日とカーテンに猫の影 暖かなパンを買いに行こうか
あの見渡しだけはいい公園へ行こう 人ごみ
避けながら 遠くばかりを見つめてもねぇ

何気ない日々に大事な事に
また気付かずに通り過ぎてしまうかな
揚げ足取りには飽きたよ
そう 君がいるだけで 日々の色が変わってる

白いドアを・・・